9年禁煙してたが再発してしまい、またやめようとしている話③
自分の禁煙体験談にまつわる話、今回で3回目となる。
前回見事に脳内変換でタバコを吸いたい欲求を別のものに価値を見出すことができ、9年も続くことができた禁煙生活だったが、今回はいかにしてその長きに渡って継続していた生活が崩れてまた元の喫煙者になってしまったかを聞いて頂きたい。
前回の記事はこちらからどうぞ。
9年間禁煙してたが、なぜ再発して喫煙者に戻ったのか。
ちょっと横道は逸れるが経緯を話そう。
それは2020年突然やってきた・・・。自粛生活から喫煙まで〜
世間は新型コロナウィルスの食い止めにより緊急事態宣言発令などにより、外出自粛要請、飲食店やレジャー施設の時短営業や営業自粛、リモートワークの推奨、3密を避けろ。5人以上の会食は禁止!黙食!など、どんどん楽しむ機会を自粛するようなムードになっていった。
そんなコロナ禍中、自分もストレス発散の仕方がよく分からない状態に陥っていた。誰が悪いわけでもないけど、いま出かけて色々するのはモラルがないような風潮もあったし、おうち時間って言っても、結婚や育児が始まってからは夢中になって始められるような趣味とかそういうものは自分は見つけられなかった。イヤっ、、好きな趣味はあっても集中力が独身の頃と比べて格段に減り、少ししたら疲れたり飽きてしまっていた。笑
生まれたばかりの我が子がいる生活だから基本育児が優先だし、子供がお昼寝や寝静まった深夜帯の隙間時間使って何かしようと思っても、集中力が続かないし、疲れて寝落ちしてしまう日々が凄っく!ながーく続いた。
おうち時間でなにする?・・・。
よくテレビやSNSでオシャレなことやったり、家族和気あいあいと楽しんでいるのを目にして、参考にしてみたいとか憧れたりだけど、そんな元気もないし、それがお金も掛かるものだと萎えた。本当にこんなことやってんのか?オシャレぶった意識高い系の宣伝用とかじゃないの?疑いの目でみてたりもした。自分、イヤなやつです!笑
とにかくこの時期は、ほんと無機質でしたねー。仕事か家族の時間という時間。それ意外になんかやりたくてもめんどくさくてそれ以上自分に詰め込みたくなかったんだと思う。自分のストレス発散方が分からなかった。その結果、タバコに繋がってしまったのだ。
なぜ、育児の大事な時期にタバコに走ったのか?喫煙までのきっかけ〜
乳幼児がいるのに、なぜ今まで吸ってなかったものをまたやり出すのか・・・。
きっかけは職場でその頃よく遅くまで残ることがあり、気晴らしに外に出たところ喫煙所にいる同僚に声を掛けられ、吸ってみるかの一言から始まった。
軽いノリで掛けられた一言だったが、息抜きのストレス発散法を他に見出せなかった自分はそれに素直に応じてしまった。一本タバコを進めた方も『本当に吸うの!?』冗談のつもりでいたらしく、私が予想だにしないこと言うものだから唖然としていた。
今まで吸ってなかったものを30代から始めるのは流石に職場の同僚も良く思わなかったし、次の一言では『いやいや、やめとけ!この歳からまたタバコ始めるなんて本当に良いことなに一つないんだから』と言い始めたけど、もう自分は止められなかった。苦笑
同僚も一応とめたけど、本当に吸いたいならってことで一本くれた・・・。自分サイテー。
久々に吸ってみた一本はまぁ気持ち悪かった。逆に具合悪くなってしまった。
その反応を見て、周りの喫煙者同僚はゲラゲラ笑ってた。9年間もおさらばしていたらそりゃ身体も忘れている。
そこに電子タバコというものを持っている人が次に現れ、『試しにこっちもやってみ!』というから吸ってみた。ここ最近、電子タバコに切り替えている人が多く、私の職場にも喫煙者のうち4割くらいは電子タバコって人が結構いた。
そして吸ってみて、それがまぁ意外にも自分に当てはまってしまったのだ。紙巻きタバコはだめだったけど、これなら自分にイケるしなんか洒落てるし良いなとか勘違いしてしまった。
とまぁ、家族のことを一ミリも考えず自分の興味本位で身勝手な欲求で行動してしまった。極悪で最低過ぎる。
ただただ、仕事と育児の両立に疲れ、他に趣味も見出せず自分に言い訳してタバコという快楽に走った。この選択は後で後悔したし、悪いことをしたのは重々承知・・・。
当然、後に家族からも・・・。
電子タバコのメリットで魅了された。
電子タバコは火を使わないので、灰も出ないし、また空間や衣服に臭い残りがそんなに気にならないのもメリットだった。吸いごごちの喉のキック感は流石に紙巻きたばこに負けてしまうけど、これに慣れたらこれしか吸いたくなくなるよ!って周りも言うものだから吸うなら電子タバコを吸おうってなってしまった。
帰りがけに最寄りのコンビニ行き、迷いもなく電子タバコの機器を購入してしまい、そこから本格的に再発のスタート・・・。本当にこの頃の自分どうかしてた。周りは冗談つもりで最初進めたけど、一応自分が幼い子や奥さんがいる立場知っていたので止めてくれた。それにも関わらず、自分が他に趣味もないしなぜか喫煙者に戻ることに前向きになってしまった。
最初は奥さんの了解を得ず、隠れて職場だけで始めようと心に誓った電子タバコ・・・。
職場に行くたびに合間の休憩時間や小休憩で吸えるのがなんか楽しくなってしまい、職場で楽しみを見つけてしまったので気分もよかった。
それが!!!
エスカレートしてしまい、
最終的には職場だけでは満足いかない瞬間が家庭でも訪れてしまう日はそう遠くは無く、休日に吸いたいなって思った。
さて、どう自分の奥さんに言おうものか・・・。奥さんと出会った頃は非喫煙者で吸わなかった自分でそんな一面も評価されてたのに、0歳児の育児が始まったこの大切な時期にタバコをやり始めたなんて事後報告、当然怒られるのは目に見えてるしなにか罰せられるに違いない。
どう考えても自分が悪い・・・。最低な奴だ。
その話はまた次回話そう。ってことで次回は『喫煙者に戻ってしまったことを奥さんに事後報告してどうなったか。』ってことを大部分に語るのでお楽しみに!